バレンシア


 初めて購入した…いえ、買ってもらったドラムセットが“パールのバレンシア”だった事は「ドラムが我が家にやって来た!」の項で書きましたが、今となってみると、もう現存しているバレンシアは無いんでしょうね〜。じつに残念なことです。あたしゃこの“バレンシア”結構、乾いた音がしていて気に入ってたんですけどね。

 あっ!そうそう、忘れてましたが先日久々に“バレンシア”見掛けましたわ。現存している…って状態じゃなかったけど、友人のドラマー(仮にI富くんとしときましょう…ってこれじゃバレバレか〜)が修理・復元?して使ってましたっけ。

回想録に戻りましょう。f^^;)

 当時、仕方なく独学でドラムの練習するコトになったあたしゃ、今のように“ルーディメンツ”なんて言葉も知らず(実はこの言葉、ごく最近知ったのでした(笑))、スネアやタムにタオルとか被せて、ただただ叩いていました。
 これって、隣家への配慮ってコトで始めたんですけど、叩いているうちに、この音が結構気に入ってしまいまして、今でも当時の音を懐かしく感じてしまいます(笑)。
 何しろ、あろうことかスネアのヘッドの上に手ぬぐいを被せた状態のまま、リムで締めつけてしまう…という荒技(笑)までやってのけていた程ですから。でもこの音、何となく彼のビートルズのリンゴスターの音に似てたりしました。
とは言っても、決して「最高の音」とか「至上の音」ってワケではないのですが…。f^_^;)

 しかし付属のシンバルは、とっても薄くて、しかも安っぽい音で最悪でしたね。ドラムの音は何となく気に入っていたんですけど、このシンバルの音だけには絶えられず、結局、真っ先に買い換えたのが、このシンバルでした。

 当時のシンバルって、ホント高かったんですよ。まあ、安いシンバルもあるにはあったんですけど、どうせならプロミュージシャン御用達の高級品「ジルジャン」とかが欲しかったわけでして、その値段たるや、もうどう考えても入手できないだろうと思うほどの高値でした。
 何しろ、当時は1ドル360円の時代でしたから。今のレートが円安に移行している・・とは言え、その当時の約3分の1ですからね。輸入品である「ジルジャン」が高いのも頷けますわ。
f^^;)

 まぁ、毎日飽きもせずカタログと睨めっこしてましたっけ。いやいや、今思えばカタログ何ぁんて言えた代物じゃありません。A4版に“ロジャース”のドラムやら“セルマー”の管楽器やら“ビンセン(だかビクセン)”だかのミキサー等と印刷された簡単なリーフレットでしたから。
 そのパンフレットが擦り切れて、とうとう千切れ始めた頃、ようやく清水(きよみずって読んで下さいね)の舞台から飛び降りる決心がつきまして、まずは手始めに“ジルジャン”のハイハットシンバルを購入してしまいました・・のでした。

 当時の価格で、4万2千円ほどだったでしょうか。2枚セットですからその位はしたんじゃないか…と思うんですけど、しっかりは覚えていません。ただ、やたらと高かった事だけは覚えています(笑)。
 硬さはヘビーってヤツでした。その頃ヘビーロック(これって今は死語かな?)とかを演っていた私は「シンバル買うんだったら、ヘビーさっ!」などと息巻いていましたから。

 おっと、シンバル買ったのは随分後になってからですから、チョイと時代的に前後してしまいますね。まっ良いか。どうせ徒然なるままに書いてんだから。ハハッ!

(2004.11/11)


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