前山寺 三重塔
名 称 前山寺(ぜんざんじ)
指 定 国重要文化財 指定日 大正11年4月13日
所在地 長野県上田市前山(goo地図
建立年 室町末期 永正11年(1514)
高 さ 19.5m 床 面 一辺2.60m
相 輪 鋳鉄製 屋 根 柿葺
備 考 未完の完成塔
その他 厨子・須弥壇(しゅみだん)は共に室町時代の建造物で国の重要文化財に指定されています。
▲三重塔
ISO:200 f5.6 SS:1/50(絞り優先)

 前山寺はもともと、この地の勢力者であった村上氏によって村上氏が守る塩田城の祈願寺として、同城東の塩田平を一望する高台に建てられたようです。
 今から600年ほど前、弘法大師が生まれたとして有名な四国讃岐は善通寺の長秀上人が再興したと伝えられる真言宗智山派の古刹です。

 この三重塔は一階部分に縁・勾欄もあるものの、2・3階部分にはそれがありません。
 けれども、縁の板を乗せるための貫は出ているため、何らかの理由で作業が中断したものと思われていました。しかし、所詮飾りである縁や勾欄が無い方がスッキリとして、これはこれで完成している…との声から「未完の完成塔」と呼ばれているそうです。

 巡礼当日は冷たい雨が今にも雪に変わりそうな日でしたが、その所為か、私たちの他には巡礼者も無く、ゆっくり参拝・撮影が行えました。

▲三重塔と本堂
ISO:200 f4.5 SS:1/40(絞り優先)
▲三重塔北面
ISO:200 f2.8 SS:1/200(絞り優先)

▲三重塔北面
ISO:200 f4.5 SS:1/60(絞り優先)
▲三重塔(山門から)
ISO:200 f5.6 SS:1/30(
絞り優先)

 三重塔へは普通、所定の大駐車場に車を停め、長い参道を上るのでしょうが、足の不自由な方やご老人の場合は、山門脇の駐車スペースに停めるのも可能なようです。但し、その場所はスペースが限られていますので、参拝客が少ない時に限られます。
 また、山門を入る時に入場料100円が必要です。

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